メ~ブツ

2012年3月 1日 16:38

時折さんの「蚤の市」

 

先日小さな蚤の市に出かけました。

 

市というと沢山のお店が、露天で骨董やら何やら並べてるのを想像するかもしれませんが、この蚤の市、実は近所のギャラリーが主催するものです。(なので、お店のオーナーお二人の小気味良いセレクトのみ)

そのギャラリーは、どこかで名前を見かけて、半年ほど前からツイッターもフォローさせていただいてて

 

「おしゃれで、雰囲気のあるギャラリーだから、本山あたりかな」

 

なんて勝手に思い込んでいたら、実は事務所から歩いて5分、藤が丘駅近くにある事をつい最近になって発見!

 

意外やこの辺りも、いい飲食のお店や小さなギャラリーなんかが増えたんですよね。

(学生の頃うろついていた20年前は、正真正銘の田舎でしたが)

 

 

そのお店は、時折さんです。

実際、毎日やっているではなく、ときおりやってて、ときおり休んでるという意味からでしょうか、昔から耳にしていることばですが、いい名前ですね。

店内(蚤の市期間中は、商品で埋まる感じなので、お店です)には、海外から買い付けてきた楽しげなものであふれてました!

 

 

 

 

それも、普通の人はもしかしたら喜ばない(失礼!)ような、僕好みのものが一杯で、そーとー目移りしました。

 

無茶苦茶ツボを刺激された感じです。

だって、ラダ(ロシア)やシュコダ(チェコ)の車メーカーの古いキーホルダーがあったり、活版の活字と、それを入れておく業務用の整理箱があったり。

 

 

 

 

 

僕はカメラには疎いので、反応できなかったのですが、店主の村上さんは写真をやる方なので、マニアックな中古カメラも沢山ありました。

 

 

 

 

 

さんざん迷って、自宅用の角皿と、自分用に古い製図定規を買いました。

角皿はベトナム製のDストック品で、中国青磁の流れをくんだ強め(いや、強すぎ)の緑色で、磁器なのに、形もすごくゆがんで(どれ一つ同じのが無い)いて、とても暖かみのあるものです。

(これは、ある意味日本では絶対作れない。あと最近のベトナムでも無理かも。)

 

 

 

 

古い製図定規はドイツ製と思い込んで買ってきたら、なんと日本製でした。

真鍮の金物部と木部のつなぎが、とても精度良く出来ていて、もしかしたら、活字と一緒に活版印刷所から放出されたものかもしれません。

 

今となっては、製図定規を使って図面を描く事はないので、「使える」ものではないんですが、道具の持ってる魅力を取っておきたい一心で買いました。

 

この蚤の市は先日終わってしまったのですが、明日3/2からは「クラフト4人展」が始まります。

ご都合つく方はぜひ!

 

 

 

時折さんでは、年に4回蚤の市を予定されてるそうです。

次回は、品揃えたっぷりの初日にいくぞ!ぜったい!