2012年10月 6日 22:29
永遠を切り取った写真 see color/feel earth
スタジオワークの鈴木敦詞さんの個展「see color/feel earth」に行って来ました。
案内のメールをいただき、早速スタジオワークさんのサイトを覗いてみると、大迫力の間欠泉の写真が目に飛び込んできました。
「んー、行くしかない!」
というのも、以前にもサイトのトップページを飾っていた、荒涼としたラフロードの写真がとても気になっていて、機会があれば、鈴木さんの写真をちゃんと見たいと思っていたのです。
セントラルパークのパークギャラリーの端から端まで展示された写真は、アイスランドが半分ほど、あとの半分はアリゾナや北欧の写真です。
アリゾナや北欧の写真もとても良かったのですが、やはりアイスランドの写真が強烈でした。
アイスランドは人が住んでいるところは首都のレイキャビークなど、一部に集中し、その他の大半は手つかずの大地だそうです。
水、土、草、岩、氷、、、、
写真に写っている要素自体は、すべて日本にも、そして自分の身近にもあるものなのに、写真に切り取られた風景は、単なる遠くの「外国」を通り越して、全く異世界のものでした。
ほぼ唯一、人が写されたブルーラグーンの写真では、人間が逆に異質なもの、侵略者として見えるほどです。
写真というと、一瞬を切り取ったものというイメージが強いのですが、鈴木さんの作品から感じたのは永遠を切り取ったもの。
そんな感じがしました。
鈴木さんが感じた地球を、写真を通して共感することが出来るとても気持ちのよい展覧会でした。
「んー、アイスランド行くしかない!」
市民ギャラリー矢田では、スタジオワークさん在籍のフォトグラファーによる「スタジオワーク写真展/呼吸」も同時開催されています。
ぜひ、時間を作ってこちらも観に行きたいと思います。
鈴木敦詞 個展「see color/feel earth」
セントラルギャラリー(名古屋市中区錦3-15-13先)セントラルパーク地下内
開館時間/10:00〜21:00
honda_t | 2012年10月 6日 22:29 | エトセトラ デザイン
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