メ~ブツ

2010年10月24日 22:34

正真正銘のカツオだし

みやげ物の適正価格のことを書きましたが、時々おいしいもの食べてるとき、ホントこんなに安くていいのかなぁと思います。

思いません?

今日も近所で買った鰹の刺身も、立派な半身が¥580。

秋の戻り鰹ってヤツですよね。
油が乗ってて、新鮮だから、特に薬味も要らないです。
ショウガ醤油だけで、しっかり鰹の味が引き立ちます。

三重の大王崎のお店で食べた鰹茶漬けが忘れられなくて、おいしい鰹があると、熱〜いお茶をかけて食べます。
正真正銘のカツオだし。
オススメです。




美味しく育ってくれた?魚への感謝。
漁師さんや、魚を運ぶ人、いろんな人の分含めて、この値段だもんな〜。
おいしい野菜、お肉、みんなそうです。

毎月、携帯料金とかにバカみたいな金額払って、大事なたべものへの対価がこれって、おかしいですよね。

なので、僕自身は、最低限食べ残しはまずしないように心がけてます。
親父達の世代からは「あったりめ〜だ〜!」と言われそうですが、せめてこれぐらいはと。


今日は食べちゃったので、写真ありませんが、綺麗なシマの皮付き刺身、今度買ったら写真取ります。

2010年10月24日 21:36

おみやげ物 = 安物?

なごみゃの搬入のこともあって、ブログアップが遅れましたが、ナディア会場でのメ〜ブツ展、少しご報告です。

今回、昨年と違って、WEBデザイン、建築、グラフィック、ジュエリーなど、ずいぶん広範囲のクリエイターに参加してもらうことができました。
昨年は、まず最初ということもあって、僕から声の掛けやすい友人、教え子の5人を巻き添えにしたかたちだったので、基本は6人中5人はプロダクト系デザイナーでした。

元々メ〜ブツを、いわゆるデザイングッズという範疇におさめたかったわけでもないので、「これもメ〜ブツなんだ」と思わせるような作品をあえて入れてきました。
昨年でいえば、金鯱シューキーパー。
みやげ物で売ってる姿がまず想像できない!
買うには、高いは、でかいは。。。

でも、メ〜ブツを伝える広告塔としては重要な存在として、あえてピックアップしました。

今年は写真にもあるように、ジュエリーがその「メ〜ブツ」の認識を少し拡げてくれる存在です。
¥1,000前後のメ〜ブツが並ぶ中で、1万から1万後半と、価格的には普通のみやげ物の感覚からはずれています。
メ〜ブツの導入、展開として、今の段階で低価格のものは外せないんですが、ゆくゆくは有松絞りや、七宝、陶磁器など、地場の誇りある産業と手を組んで、少し高くても、名古屋の誇れるメ〜ブツをつくれればなぁと思ってます。

僕自身、イタリアのムラーノに行ったときでも、すごく気に入った伝統技法によるガラス皿があって少し高かったのですが、どーしても日本に持ち帰りたくて、買って帰りました。
(学生のバックパッカー貧乏旅行だというのに)


おみやげ物 = 安物


では無いはずなんですよね。
適正価格であればいいはずなんです。

一緒にNP8を考えてきてくださったBさん、有松絞りの着物にお似合いの「金シャチかんざし」購入いただきました!
普段から和装を着こなすおしゃれな方なので、理想のユーザーさんです。
 ジュエリーデザイナーの手作り品なので、適正価格と言えるのか微妙ですが、もう一つのきしめんピアスも好評で、こちらが心配するほど、メ〜ブツの範囲は狭く捉えられていないんだなぁ、と展示会の現場で実感しました。



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2010年10月16日 00:34

メ〜ブツ展 あと2日

メ〜ブツ展2日目終了、あと残り週末の2日です。
朝のセッティングも含めると10時間、ほぼ立ちっ放しで、会場につめてるのは結構ツライです。

でも、知り合いの人や、来場者にメ〜ブツの説明をする時は気が張ってるのか、しゃきっとしてて、自分でも疲れを忘れてます。
しかし、話終わると、ズシ〜ンと体が重くなるんです。
まあ、歳ですね。
オ―バー40、体の無理利きません、ホントに。

とはいえ、明日あたり、来場者数のMAXだと思われるので、気合いでいきます。

積極的に話しかけると、面白いことがちらほら。

「今年これが商品化されてたら買ったのに!」
昨年発表の作品もしっかり記憶してくれてて、今年は初日に来て下さった方から、悔しそうな言葉を聞いて、こちらも商品化できてない悔しさはあるのだけど、裏腹にすご〜く嬉しい言葉でした。
ちなみに、これは自分がデザインしたものではありませんでした。
今までの自分だったら、自分のデザインしたものが、褒められるかどうかに意識がいっていたと思うけど、メ〜ブツでは、違います。
メ〜ブツプロジェクトの評価として受け止められる感触が心地いいですね。

「昨年売り切れてたから、今年買うわ」
と言って、ぬけうろこ手ぬぐいを買っていかれた方も見えました。

展示会では、自分たちがその場に居合わせるので、この声も、表情も直接受け取れます。
でも、商品として自分達の作品が市場に流れて、我々が見ることが出来ない時でも、こんな発言や、やり取りが生まれると本望ですね。

写真は、ラシック5階でメ〜ブツが販売されてるもの。
(ナディア会場は来てみてのお楽しみということで)
意外なことにリッチマダム風な女性2人が、メ〜ブツ缶バッジを10個以上ならべて、どれを買おうか迷ってるところ。
缶バッジ、こんな客層にも受けると思っていなかった。予想外!

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