メ~ブツ

 

去る6月10日、名古屋三越栄店7階特設会場にオープンした、オフィシャルショップの開場式に参席しました。

 

大村知事やアーティストのヤノベケンジさんなど、「大物」の方達のテープカットに始まり、それなりに格式高い?感じの開場式だったのですが、その後は途中から乱入した、長者町くん、オカザえもんが、完全に場をもっていき、ヤノベさんが「全部もってくな〜〜」と叫んでるのが笑えました。

 

 

(オカザえもんのインパクトが強すぎて、ゆるキャラ2人の写真撮るの忘れました。。。)

 

 

 

8月10日に開幕する「あいちトリエンナーレ2013」に先駆けて、2ヶ月前にショップはオープン。

グッズ販売で、じわじわと認知度アップ、という広報的な意味合いが強いようです。

オフィシャルショップは「あいちトリエンナーレ2010」に続き、今年で2回目になるのですが、大きな違いの一つに今年は、学生コンペの作品も商品化され、販売されているのです。

 

 

実はその商品化に向けてのディレクターを、クリエイティブ・デザインシティなごやの江坂さんより依頼を受けて、私が担当させてもらいました。

メ〜ブツのような「みやげ物」とはすこし方向性が違う物ではあるのですが、似た様な流れでいくつか商品を世の中に産み落としてきている、という実績を認めていただいたようです。

学生コンペの募集が昨年の夏前ですので、学生さんは、ほぼ1年かかって「作品」を「商品」にする、楽しみと苦しみを味わったわけです。

 

 

私は審査会後から招集されたので、約半年ですが、学生さんにとっては「商品化」にむけての一番面倒で大変なステップを「鬼コーチ」として、指導にあたりました。

学生の作品の指導ならばいいのですが、今回は「商品」となってお客様の手に渡る物を成果物としなくてはいけないので、指導というより、ほぼ入社1年目に仕事を叩き込まれる新人と上司の関係に近かく、正直なかなかやり辛かったです。。。

(相当煙たがられてるんだろうな〜、なんて思いながら。。。)

 

 

 

 

商品化になったのは、以下の3つです。

 

絞×染Bag
デザイン:名古屋芸術大学デザイン学部テキスタイルデザインコース
価格:2,520円(税込)※2色展開
愛知県の伝統産業である有松絞りと知多木綿を使って、1点1点染色作業を行い作成したエコバッグ。

AIMOKKU
デザイン:愛知淑徳大学メディアプロデュース学部都市環境デザインコース
価格:1,575円(税込)※2種展開
県下の有名建造物を模したポストカードスタンド。建造物付近の街路樹と同種の伐採街路樹を再利用し制作。

TRIEN LOOP -参加の証-
デザイン:椙山女学園大学生活科学部生活環境デザイン学科
価格:315円(税込)※8月上旬販売予定

 

 

 

 

 

 

今回の公式デザイナー廣村さんデザインの公式グッズの横、一等席に並べてもらってます。(いいな〜)

 

3商品ともパッケージのグラフィックデザインはなんと、廣村事務所に担当いただいたので、統一感があって、店頭での見栄えはバッチリです。(いいな〜 2つめ)

 

 

 

 

テレビ局もいくつか入り、新聞社の取材もありました。

学生時代にこんな晴れ舞台で自分達の作品を発表できるなんて!(いいな〜 3つめ)

 

 

 

 

絞×染Bag、AIMOKKUは、限定300個です。

もちろん、今回限りの限定品です!

開幕前に売り切れてしまうのではないかという噂もありますので、ぜひ早めにオフィシャルショップをのぞいて下さい。

 

 

オンラインショップでも販売してますので、詳しくは下記をご覧下さい。

http://www.ec-aichitriennale.com/

 

噂のイベント、アムール・デュ・ショコラに行って来ました。

 

ジェイアール名古屋タカシマヤさんで例年おこなわれているバレンタインのイベントで、とにかく凄い!

 

え、なにが? 人が多いの? チョコがスゴイことになってる?

 

聞いた噂から妄想は膨らむが、さっぱり具体的なことがわかりません。

 

 

ほとんどの人が


「とにかく一度行ってみたら分かるから!」


とのことで、禁断の地に足を踏み入れてみました。

 



 

凄い人ごみで写真もブレてる!(言い訳)

会場全体は、写っているイメージの10倍以上のボリュームです。

 

 

10階の催事場には何度か来た事があるんですが、この規模の広さ、人の多さは経験したことがない・・・・

呆然。

直前に準備すると大変だから、早めに、というのはあるんでしょうが、初日23日、まだバレンタイン当日までに、まだ3週間あるんですけど。。。
それも賞味期限早めの、特別なお菓子も多いのに。。。

なんて見回していると、試食に躍起になってる女子、女史、おばさま、と、まあ、立ったまま、食べる、食べる!


周囲に男がいない事を良い事に、なりふり構わず、といった感じで。

(初日だから特に激戦だったんでしょうか)


バレンタインのイベントといいつつ、まずは女性方、有名なパティシエ、ショコラティエの至宝を堪能したいのが本音ではないかな、と。


実は、メ〜ブツでお座敷芸 金のしゃちほこ がま口を発表している、小山奈緒子さんが、チョコとコラボして作品を発表しているというので、見に来たのです。


彼女のブログでも紹介されていますが、なんと、作品は「ボタン」です!

 

 

 

 

そう、ボタンといってもやはり「小山節」がしっかり効いたモノですね。


限定50本、貴重な和蜜を使った一品。チョコ大好きなので、相当欲しかったのですが、この貴重なコラボ作品を身内が、それも、おっさんが消費してしまうのは、どうにも気が引けて、目で味わうだけにしてきました。

このチョコ、女性が親友に、女性同士で贈る、なんていうのがとても似合いそうです。

 

この他、一緒にLoopに出店している「まり木綿」、IKEYANの陶芸家、桑田智香子さんも、コラボチョコを発表されていましたよ。

 

 

 

まり木綿のお二人は、昨年に引き続き2回目。もう大御所?です。
今回の3者、Loopさんに声掛けがあり、推薦された女性クリエイターが、この大舞台で作品発表となったそうです。


来年は、もっといろんなコラボが見られるかもしれませんね。
(男性クリエイターでも、可愛いもの作れば可能性はあるのか?)

桑田さんのは、ショーケースに貼り付いたお客さんがいたため、上手く撮れませんでした。残念。
タカシマヤさんのブログで紹介されてますが、磁器土のブローチです。これも可愛かった。


凄い人ごみのなか、すれ違う男性はほとんどいないのですが、いたとしても、みんな肩身せまそうに、伏し目がちなのが少し同情をひきましたね。
もちろん僕もそんな風に見られていた一人なんですが、こんな機会でもなければ、このイベントを見られなかったので、とても良い機会でした!


でも、正直来年、足を踏み入れる勇気はないな〜。
チョコが溶けそうな熱気なんだもの。。。


1月23日〜2月14日
ジェイアール名古屋タカシマヤ
10階催事会場
セレクトコーナー「モン・ガトー」
※最終日は午後7時閉場

〈ghee ギー〉×小山奈緒子(木のボタン)
1箱(チョコレートバー×1本/ボタン大・小各1個)1,806円[50個限り]

http://www.jr-takashimaya.co.jp/2013amour/


 

スタジオワークの鈴木敦詞さんの個展「see color/feel earth」に行って来ました。


案内のメールをいただき、早速スタジオワークさんのサイトを覗いてみると、大迫力の間欠泉の写真が目に飛び込んできました。

 

「んー、行くしかない!」


というのも、以前にもサイトのトップページを飾っていた、荒涼としたラフロードの写真がとても気になっていて、機会があれば、鈴木さんの写真をちゃんと見たいと思っていたのです。

 

セントラルパークのパークギャラリーの端から端まで展示された写真は、アイスランドが半分ほど、あとの半分はアリゾナや北欧の写真です。

アリゾナや北欧の写真もとても良かったのですが、やはりアイスランドの写真が強烈でした。
アイスランドは人が住んでいるところは首都のレイキャビークなど、一部に集中し、その他の大半は手つかずの大地だそうです。

 

 

水、土、草、岩、氷、、、、

 

 

写真に写っている要素自体は、すべて日本にも、そして自分の身近にもあるものなのに、写真に切り取られた風景は、単なる遠くの「外国」を通り越して、全く異世界のものでした。

ほぼ唯一、人が写されたブルーラグーンの写真では、人間が逆に異質なもの、侵略者として見えるほどです。

 

写真というと、一瞬を切り取ったものというイメージが強いのですが、鈴木さんの作品から感じたのは永遠を切り取ったもの。


そんな感じがしました。



鈴木さんが感じた地球を、写真を通して共感することが出来るとても気持ちのよい展覧会でした。

 

 

「んー、アイスランド行くしかない!」

 

 

市民ギャラリー矢田では、スタジオワークさん在籍のフォトグラファーによる「スタジオワーク写真展/呼吸」も同時開催されています。
ぜひ、時間を作ってこちらも観に行きたいと思います。

 

 

 

 

鈴木敦詞 個展「see color/feel earth」
セントラルギャラリー(名古屋市中区錦3-15-13先)セントラルパーク地下内
開館時間/10:00〜21:00

 

 

 

 

 

 

 

 

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